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防災士の声

hoshino

千葉県佐倉市在住
星野 和美さん

 

「防災勉強会」開催報告について

佐倉市在住の星野和美と申します。今年7月に一度活動のご報告を致しましたが、今般、以下の内容で防災勉強会(自治会初の試み)を実施し、その際初めて講師を務めましたので再度ご報告します。

日 時 平成26年11月16日 14:00~15:30
場 所 西志津さくら自治会館(佐倉市)
参加者 自治役員、班長、グループリーダー等79名(グループリーダーとは、自治会の防災活動で行動の起点となる役割を負った住民の方々)
題 名 26年度 第1回「西志津さくら地区の災害と防災」(別添テキスト使用)

内 容 
 御岳山の噴火に続き、一昨日も長野県で震度6弱の地震が発生する等、近年、自然災害が多発するようになっている中、私たちが住んでいるこの地域の災害の種類とその対策を考える機会としました。
 私たちが住んでいる環境を見直し、どのような災害の発生が予測できるかを具体的に考え、災害を正しく恐れて、正しい準備をする。災害に対し特別(過剰)な備えをするのではなく、労力、費用、場所とも、普通の生活に少し工夫を加えて、誰でもできる「無理のない備えを日常化する」ことが、いつ発生するかわからない災害に備えるコツですと説明し、色々と事例を紹介しました。
 参加者からは、理論的合理的な説明である、わかりやすい、すぐやってみる、少し安心した、このような防災勉強会を今後も継続してほしい等々多くの感想を頂きました。
 今後、地区に住む小中学生や一般の方々を対象とした勉強会に広げることができれば、この地域の「防災意識のレベルの底上げ」が進むのではないかと思っており、機会があれば、又お役にたちたいと考えております。

平成26年11月24日

 

 

 

senba

愛媛県松山市在住
仙波 誉子さん

 

 私は、愛媛県と香川県において消防・防災設備機器の専門商社を経営しています。1938年創業以来一貫して、「地域の皆様の生命、身体、財産を守ること」を使命として事業展開して参りました。消防自動車や消防のプロ用資機材・被服から企業用及び家庭用防災・避難用品まで取扱っています。私は、仕事の現場で得る感覚だけでなく、専門家から総合的に防災を学ぶことによって、お客様により必要な商品とサービスを提供できると考え、2005年に防災士の資格を取得しました。
 本社がある愛媛県松山市は、2005年度から防災士の養成へ講習費を助成しており、2014年には防災士資格取得者が2000人を超えました。これは、全国一の実績です。松山市では自治会全てに防災士を中心とした自主防災組織が結成されています。しかし、松山市は自然災害が少ない大変恵まれた土地のせいか、市民一人ひとりの防災への思いには大きな温度差があり、防災意識が高いとまでは言えないというのが私の実感です。それは、松山市だけでなく、災害の少ない穏やかな気候の地域にあてはまると思われます。
 防災士には期待される役割がいくつかあります。その中で、消防・防災の専門商社を営む私が、防災士としてできることは、「平常時の防災意識を啓発すること」と考え、啓発活動を行っています。その一環として、市民一人ひとりに防災・減災をより身近に考えて頂けるように、弊社ブログを通じて防災・減災に関するあらゆる情報を発信しています。また、経営者や組織のリーダーに、BCP(事業継続計画)策定に取り組んで頂く為、講演の中でお話をさせて頂くこともあります。時には、マスコミの取材を受け、メディアを通して防災・減災に関する情報を提供することもあります。これらの活動は、防災士としての私の重要な役割であり、社会に対する責任であると考えています。今後は、総合的な専門知識をいかに現場で活かせるかが、私の大きなテーマとなっています。

平成26年7月25日

 



「防災士の資格を取得して得たもの」
 気象予報士 木原 実

 気象予報士の木原実です。そして防災士でもあります。わたしがなぜ防災士の資格を取るにいたったのか、その経緯をここに書かせていただきます。

 私は1986年から日本テレビで天気予報を伝える仕事を始めました。そして1995年に気象予報士の資格を取りました。気象予報士の制度とは気象庁から提供される数値予報資料などの予測データを適切に利用できる技術者を確保することを目的として創設されたものです。お天気キャスターとして実際に天気予報を伝えるときにも確信を持って伝えるためにはその根拠を予測データから読み取らなければなりません。そのために必要な資格でした。そうしてテレビの天気コーナーで毎日の仕事を続けていくうちに・・・。あの「阪神淡路大震災」が発生したのです。テレビの生放送で煙の立ち昇る神戸の町を見た時には現実のものとは思われませんでした。

 自分が生きている時代に、旅行で行ったことのあるあの場所で、そんな災害が発生するとは思っても居なかったのです。しかしそれはまぎれもなく現実の事でした。そしてそのころからテレビ局のスタッフや視聴者の皆さんから天気のことではなくて地震に関することをたびたび質問されるようになったのです。

 「気象予報士なら地球上に起きることに詳しいにちがいない」皆さんそう思われたのでしょうか、あるいは、「気象庁には地震火山部というものがあるので気象予報士も当然地震には詳しいに違いない」と思われたのかも知れません。いずれにしろ、いやおうなく地震に関する知識を要求されるようになったのです。実際には天気以外の事には大した専門知識も持っていなくて要求にこたえられるほどのお話も出来ませんでした。

 そんなときたまたま私の目に留まったのが新聞で見た防災士制度の記事だったのです。「これなら地震に関する知識が集中的に詳しく学べるに違いない」そう思った私は講習を受け2004年に防災士の資格を取得しました。講習を受けた後は、具体的にどんなことが起きるか、どう対処していけばよいのか、明確なイメージをつかむことが出来たのが大きな収穫でした。

 大規模な地震が起きてしまえば1人の人間に出来る事はそう沢山はありません。逆に地震が起きる前にはやろうと思えばいろいろな事が出来る。実際に地震が起きた時、困らないような準備はたくさんできるのです。しかし1人の人間ではその活動に限界があります。家族、職場の同僚、隣近所の皆さん、大勢の人々と連携することによってよりしっかりとした備えが出来るのだと思います。また、防災士の研修によって身に付けた知識を利用して自分なりのオリジナルの災害対策を考えることも大切です。わたしの場合、自宅に用意した非常食や飲料水のストックの他に、外出しているときに地震に遭遇した時にもあわてずに済むように「非常用持ち出し袋」ならぬ、「常用持ち歩き袋」を考案して常に鞄の中に入れておくようにしました。もしも防災士制度がなかったら私は地震が起きた時にとても戸惑ったことでしょう。防災士の資格を取った事によって日々震災に備える心の準備が出来たことを確信しています。

 皆さんも家族や友人、地域の人たち、なによりも自分の命を守るために、地震の事をもっと学んでください。

 

 

 

 

 

kouno

 

 

 

 

 

 

 

 

別府鶴見丘高等学校 
三年 河野 奈菜さん

 

 私が「防災士」と言う資格のことを知ったのは、赤十字救急法救急員の講座で講師の方が紹介して下さったからです。その後自宅で防災士について調べ、興味が湧いてきた頃に町の公報で今回の資格試験についての情報を見つけました。いてもたってもいられずに応募したことは記憶に新しいです。学校の勉強と合わせての準備は大変でしたが、内容はとても興味深く、何度も 教本を読み返しました。その甲斐あってか、無事合格することができました。これからも定期的に教本を読み直して、いざと言う時に役に立てる防災士でいることが今の目標です。

 

 私は将来「防災看護」の道に進みたいと思っています。防災士の資格を取得したのも、この夢につながると考えたからです。今できることはまだまだ小さなことですが、学校や自分の住む地域から防災・減災に貢献したいと願っています。